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メンタルヘルス通信 No.88のお知らせ

2017年11月27日

メンタルヘルス通信 No.88のお知らせ

今号のメンタルヘルス通信は、連載企画『スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存』の第4回、
テーマは「ストレートネック、座りすぎ、ブルーライト」です。
スマホ、ネット、ゲームのし過ぎで生じる症状や問題について、
身体・心・社会生活それぞれへの影響を見ていきます。

メンタルヘルス通信は、イントラネットへの掲載やプリントアウトしての配布など、
従業員の皆様へのメンタルヘルス啓発活動などにご活用ください。

【PDF版】
メンタルヘルス通信No.88(PDF)

【テキスト版】
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NO.88 連載「スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存」④
     ストレートネック、座りすぎ、ブルーライト
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 <<身体への影響>>

首や肩のコリ・痛み ~ストレートネック~

スマートフォンをしていると、顎(あご)が少し突き出て覗き込むような姿
勢になります。この姿勢になると、首は自然なカーブを描くのではなく、
真っ直ぐになります。通称「ストレートネック」と言いますが、首から肩に
かけての負担がいつも以上に大きくなってしまい、コリや痛みの原因となり
ます。

座りすぎ、運動不足

ネットをしていて、さらに座る時間が増えたという方も多いのではないで
しょうか。早稲田大学の岡教授は、現代の日本人は座る時間が長く、この座
りすぎが健康リスクを高めていることを指摘しています。
実際、オーストラリアでは、座る時間が1日4時間未満の人たちと比べ、
11時間以上の人たちは死亡するリスクが40%も高かったという調査結果
が出ています。

座る時間が長くなれば、運動する時間も減ってしまい、運動不足になります。

目への影響 ~ブルーライト~

長時間連続して画面を見続けることは、視力の低下だけではなく、結膜炎
やドライアイなどの目の異常や、めまいを引き起こす原因ともなります。
さらにVDT症候群*になると、肩こり、だるさ、イライラ、不安、落ち込み
やうつ、などの症状が出ることがあります。

*VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群とは、ディスプレイ、キーボード
を使用した作業を長時間続けたことによって起こる病気のことです。テクノ
ストレス眼症とも呼ばれます。

スマートフォン、パソコン、ゲーム機器、TVなどのディスプレイ
では、明るさを強調するために「ブルーライト」を強く発光
させています。
太陽光と同じく紫外線を含み、目に負担がかかります。このため、画面を
長時間見続けることによって、若い人でも、目のピント調節がうまくいか
ない老眼のような症状に悩むこともあります。

睡眠への影響 ~ブルーライト、概日リズム障害~
スマートフォンに熱中してしまい、夜寝る時間が遅くなると、生活リズム
が乱れ、健康にも影響が出てきます。
寝る前に画面からブルーライトを浴び過ぎると、寝つきや睡眠の質も悪く
なってしまいます。夜間に長時間浴びると体内時計に悪影響を及ぼすためです。
こういったなか、近年、概日リズム睡眠・覚醒障害が増えてきています。

 <<心への影響>>

ネット依存は心にも影響を及ぼします。ネット依存によって「無気力」
「イライラ」などが起こりやすくなります。

また、ここにきて、ネット依存によって、記憶力や集中力が低下する
という「デジタル認知症」の可能性
が取り沙汰されてきています。
デジタル認知症については、ネットの影響と結論づけるまでには至っていませ
んが、その使用し過ぎに注意するに越したことはないでしょう。

 <<社会生活への影響>>

ネット依存となると、リアルな人間関係が二の次になるだけではなく、
ネットを取り上げられることでキレてしまうなど、大事な人間関係にひびが
入ってしまうことがあります。

症状が重くなっていくと、心身への影響も相まって、社会生活をまっとうに
送ることができなくなってしまいます。
特に子どもは依存しやすく、ネット依存により不登校になってしまう例も
多く、社会問題にまでなっています。

新行内勝善 (精神保健福祉士)

連載「スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存」 (全5回)
第1回【①1日でどのくらいスマホ、見てますか?】はこちら
第2回【②ホントに怖くなってきたネット依存】はこちら
第3回【③ネット依存の原因は心のスキマ】はこちら
第5回【⑤ネット依存からの脱出 ~予防,回復,再発防止~】はこちら

【セミナー開催】「自分に『いいね!』ができるようになるなるセミナー」のお知らせ

2017年11月16日

「自分に『いいね!』ができるようになる本」の著者で、
東京メンタルヘルス・カウンセリングセンター長の玉井による無料セミナーを
このほど開催することとなりました。

本セミナー「自分に『いいね!』ができるようになるなるセミナー」では、
“「頑張っても評価されない」「メンタル不調になる」原因を理解し、
仕事の成果の上げ方、成果を評価につなげる伝え方を解説します。
また、高まる仕事のストレスに対処するストレスの耐性を高めるために、
ストレスに対する考え方や行動など様々なアプローチ方法を紹介します。”(以上、引用)

ご興味・ご関心をお持ちの方は、どうぞふるってご参加ください。

◆日 程
平成29年12月19日(火)18:30~20:30
<仕事で成果を出し評価されるには>
1. 頑張っているのに評価されないのは何故か
2. 決められた時間で成果を出す方法
3. 成果の見せ方や自分の状況の伝え方

同年12月22日(金)18:30~20:30
<仕事のストレスと対処法>
1. 仕事におけるストレスの現状
2. 自分の考え方・行動パターンを把握する
3. 肯定的な考え方を身につける
4. ポジティブ・シェアリングの使い方

◆会 場
東京都八王子労政会館(最寄駅:京王八王子)
(八王子市明神町3-5-1)

◆料 金
受講料:無料

◆申込方法
下記申込書PDFに必要事項をご記入の上、ご提出頂くか、
下記お申込先(外部リンク:TOKYO はたらくネットサイト)の[申込方法]に従って、お申込み下さい。

◆お問い合わせ
お問合せにつきましては、
東京都労働相談情報センター事業普及課(tel:03-5211-2209)まで、直接お問い合わせ下さい。

【申込書PDF】(外部リンク:TOKYO はたらくネット)
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/seminarform/pdf/seminar-zchuo-000784.pdf?dummy=20171116152839

【お申込先】(外部リンク:TOKYO はたらくネット)
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/seminarform/index/detail?kanri_bango=seminar-zchuo-000784

メンタルヘルス通信 No.87のお知らせ

2017年11月13日

メンタルヘルス通信 No.87のお知らせ

今号のメンタルヘルス通信は、連載企画『スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存』の第3回、
テーマは「ネット依存の原因は心のスキマ」です。
ネット依存の解決への道筋を見通すには、その依存の原因を理解することが重要です。

依存にまで至らなくても、ついスマホを手に取ってしまう心当たりのある方にも、
参考になる内容と思いますので、お役立て頂ければと思います。

メンタルヘルス通信は、イントラネットへの掲載やプリントアウトしての配布など、
従業員の皆様へのメンタルヘルス啓発活動などにご活用ください。

【PDF版】
メンタルヘルス通信No.87(PDF)

【テキスト版】
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NO.87 連載「スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存」③
        ネット依存の原因は心のスキマ
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 <<ネット依存のしやすさ>>

ネット依存の直接の原因ではありませんが、まず、ネット依存を促進する
要因についておさえておきたいと思います。医学博士で『依存症のすべて』
などの著作がある廣中直行氏は、「ネット依存のしやすさ」として3つあげ
ています。

 ●ネット利用の手軽さ :いつでも、どこでも、すぐにネット
 ●身体感覚とのマッチ :手足の一部のように使える操作性
 ●感覚への適度な刺激 :通知音やバッジ、動画などのコンテンツ

「ネット利用の手軽さ」は、スマホやタブレットなど携帯しやすいネット
端末の普及と、常時接続が当たり前となったネット通信環境により、もたら
されたものです。

スマホ普及とネット利用の手軽さは、裏を返すと、過度のネット利用につ
ながり、ネット依存を招きやすくなっているという側面があるのです。

「身体感覚とのマッチ」とは、指で押したり、スライドしたりする操作の
しやすさが、スマホを手足の一部であるかのように使いやすいものとして
います。

「感覚への適度な刺激」とは、ゲームの効果音やグラフィック、メール・
メッセージ・SNSからの通知音やバッジ、ネットで手軽に見られる動画コン
テンツ、そういったものが適度な刺激となり、私たちを退屈させません。
これらの退屈しのぎに優れた点が、まさに依存の招きやすさと隣り合わせに
あるのです。

 <<ネット依存の原因>>

ネット依存の原因は大きく3つ、
①パーソナリティ ②ネットへの誘導 ③心のスキマです。

①のパーソナリティについてですが、何かに熱中しやすい人は、ネットや
ゲームにもはまりやすい傾向があります。

②のネットへの誘導については、「続きはWEBで」というのはよくありま
すが、それに限らず、コマーシャリズムというのでしょうか、広報活動にお
いては今やネットが第一手段といってもいい時代ですので、あの手この手で
ネットへ誘導していきます。またゲームは商材であり、動画コンテンツは広
告媒体ともなりますので、あらゆる手を使って利用を誘ってきます。

③の心のスキマとは、満たされない心です。上記の①②だけでは依存にま
では至りません。依存となるような場合には、ほぼこの心のスキマがあるの
です。このため、ネット依存となってしまった場合には、心のスキマへの対
処をしていかなければなりません。

「現実の人間関係でつらいことがあった」「現実世界ではあまり認めてくれ
る人がいなくてさびしい思いをしている」「現実世界ではあまり自己表現が
上手にできなくて葛藤している」「現実世界が楽しくない」など、こういっ
たことが心のスキマとなり、居場所としてのネットやゲーム、SNSに依存が
起こっていくのです。

なお、お気付きの方もいるかもしれませんが、救いと依存は似ています。
ネットやゲームは、つらい現実世界からの逃げ場であり、救いの場のような
ものとして機能している面もあるのです。それでも、依存と認められる症状
や問題が現れている場合には、人間関係や健康に害を及ぼしますので、やは
り治していかなければなりません。

新行内勝善 (精神保健福祉士)

連載「スマホ依存・ネット依存・ゲーム依存」 (全5回)
第1回【①1日でどのくらいスマホ、見てますか?】はこちら
第2回【② ホントに怖くなってきたネット依存】はこちら
第4回【④ストレートネック、座りすぎ、ブルーライト】はこちら
第5回【⑤ネット依存からの脱出 ~予防,回復,再発防止~】はこちら

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