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メンタルヘルス通信No.70のお知らせ

2016.06.14

メンタルヘルス通信No.70のお知らせ

 

今号は「セルフケアの盲点とその対策」について記事にして
おりますので、参考にしていただければ幸いです。
メンタルヘルス通信は、イントラネットへの掲載やプリントアウト
しての配布など、従業員の皆様へのメンタルヘルス啓発活動などに
ご活用ください。

 

従業員の皆様にPDFで配信される場合は、本通信の後ろに
社内相談室の案内などをつけ加えて配信することで、
相談室の利用促進になりますのでお勧めいたします。

 

メンタルヘルス通信NO.70(PDF)

【テキスト版】
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NO.70 「セルフケアの盲点とその対策」
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前号で気象病について触れましたところ、「確かにそうだ」などと
いった反響がいくつか届きました。「気圧、湿度、気温」の変化が
大きいこの季節は、特に心身のさまざまな不調を招きやすい時季と
言えます。

こういった時季には、まずはセルフケアから始めていきましょう。
今号ではセルフケアをテーマにして、お伝えしていきたいと思います。

<<(厚労省)セルフケアとは?>>

厚労省が出している職場のメンタルヘルスに関する指針では、
セルフケアを一番はじめに掲げています。セルフケアは管理監督者を
含む全ての労働者にとって重要であると指摘しつつ、3つのポイントを
あげています。
①ストレスやメンタルヘルスに対する正しい理解、
②ストレスへの気づき、③ストレスへの対処、の3つです。

すなわち、まず正しい情報を持って正しく行動し、その上でストレス
を早期発見・早期対処していこう、というものです。

<<なんでわざわざ自殺を…>>

セルフケアについて、特に強調してお伝えしたいのは、
「セルフケアには盲点がある」ということです。少し突飛にも思え
るかもしれませんが、まず自殺のニュースの例をあげて説明します。

自殺のニュースを聞くと、「死ぬ気で頑張れば何でもできるのに、
わざわざ死ななくてもいいのに。なんでわざわざ痛い思いをして
死んじゃうの?!」などと思ったことはないでしょうか?

実は、ここで、ひとつ重大なことを見逃してしまっています。
それは、自殺をするまでに追い込まれた方は、通常の精神状態
ではないために、通常ある判断力が欠落してしまっている

ということです。

通常ある判断力が低下しているがために、健常者から見ると、
「なんでわざわざ…」というような行動となってしまうことが
ありうるのです。

<<セルフケアの盲点、落とし穴>>

同じことはセルフケアでも言えます。さまざまなストレスから
調子を崩しているときには、脳への負荷やダメージがいつも以上
にかかっています。脳の中でも大脳新皮質と呼ばれる、特に人間
で発達した脳の部分の機能が低下しているため、いつもの判断力が
ひどく損なわれている状態になっています。

今こうして文章を読んで、「なるほど、それはそうだ、わかった」
としても、いざ、調子を崩した場合には、冷静で客観的な判断は
難しくなります。
そのため、ストレスの早期発見・早期対処がきわめて難しくなる
わけです。これが、セルフケアの盲点、落とし穴であり、
最も難しいところです。

<<自分を客観視できる方法>>

では、セルフケアの落とし穴を回避するにはどうしたらいいの
でしょうか?自分の不調に気づきにくい状態というのは、
自分を客観的に見るのが難しい状態です。
その状態を打開するには、
自分を客観視できる方法を確立することが必要です。

その一つは、ストレスチェックテストです。これにより、その点数が
統計的に処理され、今の自分がどういった状態やレベルにあるのか
について、客観的に見ることができます。

もう一つが、周りの目です。前述した厚労省の指針においては、
ラインケア、すなわちラインの長である管理監督者が部下の
メンタルにも目配りをして、不調者に早めに対応していくことと
しています。

ただし、今の時代、プレイングマネージャーである管理監督者だけが
部下の調子に目配りをしていくというのでは、十分ではありません。
ラインケアに加えて、周りの先輩、同僚、後輩など、多くの人が
互いに目をかけあう
というのが望ましいです。

周りで何か変かも? と気づいたら、管理監督者に限らず、できれば、
「ちょっといい?」と声をかけて、「いつもと顔色が違うような感じ
に見えるんだけど」などと様子を聞いてみるのがよいでしょう。

東京メンタルヘルス 新行内勝善

●関連情報
当社セルフケア研修のご案内はこちらをご参照ください。

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