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メンタルヘルス通信
東京メンタルヘルス通信臨時号
<「コンケア」がNHK2番組に紹介されました。>
【番組レビュー】
NHK「クローズアップ現代+」(5/10)、NHKニュース「おはよう日本」(5/11)に、
それぞれ取り上げられました。
約1年ぶりのテレビ取材となる今回は、NHK2番組出演ということで、
コンケア始まって以来、初めての地上波全国放送での出演となりました。
「五月病」をテーマに、お笑い芸人でIT企業役員の厚切りジェイソンさんや、
漫画家の田中圭一さん(「うつヌケ」作者)らの出演者を交えて、
五月病のメカニズムや体験談、その乗り越え方などを分かりやすく伝えていました。
※番組全体の文字起こしが番組HPにアップされています。リアルタイムで見逃した方はぜひご覧ください。
詳細はこちら⇒http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4127/index.html
番組中盤、「”五月病退社を防げ”企業の取り組み」のトピックに移ると、
(アナウンサー)
「……こちら、ご覧ください。
5年前に心の天気予報というアプリを開発しました。これ、出退勤のときに必ず自分の心の状態を
6つの天気マークで会社に送るんです。その結果、上司が部下の心の状態を気にかけるようになって、
離職者も減少したということなんです。今ではこのアプリ、商品化されて60社で導入されて、
1万人以上が利用しているんです。」
NHKのため、社名は放送されませんでしたが、コンケアの紹介がこうしてはじまりました。
続いて、このITベンチャー企業こと、
東京メンタルヘルスと共同でコンケアを開発する、
株式会社エクスブレーンの取締役 石田さんのスカイプインタビュー。
アナウンサー、以下A:このアプリを開発されたきっかけは?
石田さん:ひと言で申しますと、上司、管理職としての、後悔がきっかけです。
具体的には、自分の席から5メートルも離れていない新入社員のメンタル不調に気付けなか
ったということがありました。
A:やっぱりそれは上司としても、つらい経験でした?
石田さん:つらかったですね。自分がしっかりしていれば、クリニック等に行かなくても済んだ、自分 が何をしていたのかという後悔が強く残りました。
A:企業としてメンタルヘルス不調に取り組むことの意味について、どう考えていますか?
石田さん:今、深刻なほど、人が採用できません。採用氷河期といわれるこの時期に、会社が取るべき 行動は、今いる社員の方々に、安心感、安全感を持って働いてもらえるようにすることだと 実感しています。
そのためには、数字を追いかけるだけではなく、働いている方々の心をシンプルに可視化し
て見守っていく、小さな変化に気付く、そして予防的にフォローする仕組みを作っていく
ことが必要とされてきていると思います。
A:ありがとうございました。 (一部編集)
テレビ初出演で、いきなり全国区デビューとなった石田さんでしたが、
終始落ち着いたご様子でのインタビューとなりました。
【“五月病”対策最前線!】として特集が組まれました。
五月病により、体調を崩して新入社員が出社できなくなるといった放置できない事態に、
人材不足に悩む企業が新たな対策に乗り出している、とのナレーションを皮切りに、
エクスブレーン社の社内の様子が映されると、
・「コンケア」の簡単な機能紹介と、「コンケア」タブレット画面のアップ
・出勤時に、タブレットの天気マークを押す社員(平野さん)のインタビュー
・雨マークが連続している部下(苫米地さん)に、上司(三友さん)が声掛けする場面
といった流れで、放送が続きました。
さらに、コンケアの開発のきっかけに話が及び、
エクスブレーン社では、かつて、精神的なことがきっかけで通院したり、
退職したりする社員が相次いでいたものの、
エピソードを伝えていました。
――――(社内で)気持ちを受け取る習慣ができることで、コミュニケーションの質と量が高まり、
完全にとはいかないが、コミュニケーションの問題が解消されていく(と考えています)
先のエピソードを受けて、最後は連日出演、石田さんのインタビュー映像で締め括られました。
放送後の石田さんのコメントです。
「『いつもと違う』部下に、いち早く気づき、支援を届けるための仕組みが、ひとつでも多くの企業様に
根付くことを常々願っていましたので、今回の放送は、その想いの伝達と具体的な仕組みの訴求に
おいて、たいへん貴重な機会をいただいたものと思っています。
バトンをつないでいただいた東京メンタルヘルス社の皆様には、深く感謝を申し上げます。」
<コンケア紹介動画>